2020年6月から、無料ストックフォト「写真AC」のクリエイターをしているアラフォー主婦・ブーコです。(クリエイター=写真を投稿する人)
本日、写真ACのトラブルに関するニュースを見かけたので、自分への戒めとしても記録しておきたいと思います!
【写真AC】トラブルに注意!
写真ACのトラブル「他人を無断で撮影」
今回のトラブルは、写真ACに「スポーツをしている子どもの後ろ姿」が無断でアップロードされていたというものでした。
ユニフォームから我が子だと気付いたお母さんが、写真ACに写真の削除を依頼したそうです。
自分の知らない間に我が子がフリー素材として登録されている…、ゾッとしますよね( ;∀;)
わたしだって削除依頼をすると思います!
写真ACと「モデルリリース」
モデルリリースって?
写真ACでは写真をアップロードする際、被写体に特定可能な人物が写っていると”モデルリリース”(=肖像権使用許諾同意書)が必要となります。
モデルリリースとは、被写体となったモデルとの間で、書面により肖像権使用の同意がなされていることを示す肖像権使用許諾同意書のことです。
個人が特定できる写真を投稿される際は、モデルの同意書が必要です。
※写真ACのHPより引用
モデルリリース申請時、被写体の方には、撮影すること、写真を使用することに同意するとサインをしてもらう必要があります。
(被写体が未成年の場合は、保護者のサインも必要)
モデルリリースの抜け道?
写真ACでは人物写真をアップロードする際、モデルリリースが必要になるのですが、写真ACのHPでは以下の一文も記載されているのです。
体のパーツだけなど個人が特定できない写真の場合は、モデルリリースは必要ありません。
※写真ACのHPより引用
今回の場合は”後ろ姿”だから、個人が特定できないと判断しちゃったんでしょうね。
でも、実際は特定できちゃったわけで…、これってすごく基準が難しいなあと思いました。
実際、写真ACの素材をみると、街並み写真なんかではうしろ姿の人達がたくさん写っていますしね…。
素人では、この辺の判断がとっても難しいなぁと感じました。
スナップマートのトラブル「他人の家を無断で撮影」
調べてみると、他素材サイトでも無断掲載がトラブルになっていたようです。
スナップマートでは、「他人の家」を無断で撮影したものが素材としてアップロードされて問題になったそう。
家主さんが、自分の家がネット広告になっているのを発見してトラブルとなったようです。
自分の家がフリー素材として登録されて、しかも広告になっちゃっただなんて…、とっても怖いですよね( ;∀;)
利用規約をしっかり確認!
今回フリー素材トラブルの記事を読んで、写真をアップロードするときは本当に気をつけないといけないなぁと感じています。
1DLたった3円(人物でも11円)の報酬を得るために、こんな大変なトラブルを起こしてしまうなんて…。
わたしも、改めて利用規約をしっかり確認しておこうと思います!
判断が難しい写真は、非公開にしておく方が安心かもしれません。
他人の作品を自分の作品としてアップロードしてはいけません。(盗作は犯罪です。)
肖像権や著作権、商標等を侵害する写真を投稿してはいけません。(訴えられることがあります。)
アダルト志向の写真を投稿してはいけません。(利用規約違反です。)
その他禁止事項は利用規約をご確認ください。
※写真ACのHP「クリエイターヘルプ」より引用