2020年6月、普通のアラフォー主婦が無料ストックフォト「写真AC」のクリエイターデビューをしました!(クリエイター=写真を投稿する人)
3年目にして「他のストックフォトにも登録しちゃおうかなぁ~」と思い立ったのですが、そこで気になったのが著作権の問題です。
【写真AC】審査落ちした写真は「他社ストックフォト」で販売可能か?~アラフォー主婦のお小遣い稼ぎ~
審査落ちした写真は、他社ストックフォトで販売できるのか?
PIXTA(ピクスタ)に登録
2023年、写真ACクリエーター歴3年目にして「他のストックフォトにも登録しちゃおうかなぁ~」と思い立ち!
PIXTA(ピクスタ)に登録してみました(*^-^*)
手始めに、「写真ACで審査落ちした写真を売ってみよ~」っと思い、上の写真をPIXTAに出品しました。
わたし的には何があかんのか分からなかったのですが、写真ACで審査落ちした写真です(^-^)
非公開理由> 「写真素材としては登録できませんでした。」
ここで、写真の著作権問題が発生!
今まで「写真AC」にしか登録していなかった為、あまり考えることのなかった写真の著作権問題。
PIXTA(ピクスタ)に写真を投稿したことで、初めて写真の著作権について考えることとなりました(^-^;)
審査落ちした非公開の写真やから、他社で販売しても問題ないよね?
…と思っていたわたしは、大間違い!!!
写真ACと著作権
写真ACの利用規約には、以下のような文章があります。
写真をアップロードしたことにより、会員は、写真の一切の著作権(著作権法27条及び28条の権利を含む)を弊社に譲渡し、以後、写真に関する著作権は弊社に帰属します。写真をアップロードした会員は、弊社あるいは写真をダウンロードした利用者、その他いかなる第三者に対しても著作者人格権を主張しないものとします。これは学校や教育機関など、グループとして写真をアップロードする場合にも適用されます。
(※写真ACの利用規約<写真のアップロード>より引用)
ここで注目したいのは、”写真をアップロードしたことにより~”というところ!
写真を公開した時からではなく、アップロードした時から、写真ACに写真の著作権が譲渡されるようになっているのです。
てことは、「公開されていない審査落ちの非公開写真も、著作権は写真ACが持っているってことなのでは…???」と初めて気づいた次第です(^-^;)
写真ACに直接問い合わせてみました
気になったので、写真ACへ直接問い合わせてみることに。
すると、やっぱり「公開されていない審査落ちの非公開写真も、アップロードした時点で著作権は写真ACが持っている」ことになるそうです!
会員が退会した場合、弊社は、会員がアップロードした写真について、管理・保存・削除その他弊社が適当と考える処理を、任意に選択できるものとします。また、審査落ちした写真、審査まで進まず削除した写真の著作権は返還します。
- すでにダウンロードされた写真、商品化ライセンス販売済みの写真、公開後に審査落ちしたすでにダウンロードされた写真に関しては、当社から会員へ著作権の返還は行いません。その場合も退会者は下記目的で写真を使用することが可能です。ただし、著作権は当社に帰属しますので、第三者への著作権の譲渡を伴わない使用方法に限られます。
(※写真ACの利用規約<退会>より引用)
ただ、利用規約にもある通り、退会した時には”審査落ちした非公開写真”の著作権がクリエーターに返還されるということです。
(※ダウンロードされた写真は、退会しても著作権は返還されません。)
写真ACで審査落ちした写真は、PIXTAでは販売不可でした。
わたしが勇み足でPIXTAに投稿してしまった、写真ACの審査落ち写真。
審査落ちで非公開といえど、写真の著作権は写真ACにある為、PIXTAでは販売することができません。
なぜなら、PIXTAでは「登録しているクリエイター自身が著作権を持っている素材のみ販売可能」だから!!!
というわけで、あわてて出品を取り消しました!
あやうく利用規約に違反しちゃうところでした~あぶないあぶない(;'∀')
写真ACと他社ストックフォトの併用は要注意!
写真をアップロードした時点で、写真の著作権が写真ACのものになる為、他社ストックフォトと併用する場合は写真を共有しないよう、データの扱いに注意が必要です(;'∀')
ちなみに、PIXTAの場合、写真の著作権はクリエーターにあるそうです。
なので、今後はPIXTAの審査落ち写真を写真ACにアップロードする感じでいこうと思います~!(もしかしたら、めんどくさくてPIXTAは頓挫するかもですが…)
1枚の写真を色々なストックフォトで出品したいと思っている人は、写真ACに登録しちゃだめですね。
わたしは今まで「写真の著作権」に関してかなりぼんや~りしていたので、ちょっと気をつけないといけないなぁと思いました!